ハログ

文系学徒

あーね

今日も世界のどこかで愚かな男どもがこう言う「あー俺もお姉ちゃん欲しかったな〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

 

は〜〜〜〜〜〜〜〜〜?

 

 

ひ〜〜〜〜〜〜〜〜〜?

 

 

ふぅ…

 

 

 

 

僕には二つ上の姉がいる

 

あまり家族構成を訊かれることはないが姉がいることを話すと「えー仲はどうなの」「やっぱ仲悪いの」「可愛いの」「どこの高校行ったの」「どこの大学行ったの」などと根掘り葉掘り花掘り訊かれる

 

特に顕著なのは男で、彼らはまるで麻薬の匂いを嗅ぎ取った空港の麻薬探知犬のようにそこにイケナイ香りを感じ取って質問してくるのだ

 

彼らの考えていることなど手に取るようにわかる。彼らは健全な男子高校生、大方姉とドキドキサプライズイベントして〜〜などと考えているのだろう

 

そうでなくともあ〜〜パンチラとか胸チラとかあとパンチラとか刺激的なイベント起こんねえかな〜〜などと考えているのだろう

 

まあそれは男子の性、仕方ないことだ。だが「お姉ちゃん欲しい!絶対一緒にいて楽しい!」といった自分なら姉大好きっ子になれるし好きになれる自信あるからとにかく女を俺にくれそしてドキサプイベントやろうぜオーラを隠しきれない輩、ましてや「優しいお姉ちゃんに一生面倒見てもらいて〜〜可愛くて性格良くて弟大好きっ子ちゃんのお姉ちゃんとxxxして〜〜」などともはや公の場であることを考慮せずこのような不埒なことを大声で吹聴し周囲の男子女子からの冷たい目線を浴びることをも苦とも思わないサイコパス野郎は許せん、断じて許せん

 

 

とか言うとまた「そりゃ俺らだってわかってるよ、現実には俺の理想の姉なんかいないことぐらい…」と言う

 

 

違うのだ、確かに理想そのままの姉なんかそうそうお目にかかれるものではないだろう、だが僕が言いたいのはそれではない

 

ここで僕が主張したいのは、肉親である限り、血の繋がった姉弟である限り、姉に欲情する、ましてや惚れる、なんてことは起こらないということだ

 

 

 

姉が欲しい男は二つに分けられる

 

エロゲなりssなりで下賤な欲望を膨らませた無知なオタクか、AVなりアニメなりで下賤な欲望を膨らませた無知な猿かのいずれかである

 

オタクは特に

・「弟くん大好き」などと言う

・一緒に寝ようと誘う

・あーん

・間接

といった要素を求め、猿は特に

・パンチラ、胸チラ

・突如脱衣所に押しかける

・布団に入ってくる

といった要素を求める。気がする

 

 

ここにおいて、僕の姉はこれら猿・オタク7原則を複数項目満たしてしまっているというとんでもない女なのである

 

 

 

猿か

 

 

猿なのか

 

 

僕の姉は猿でオタクなのか

 

 

その猿のニーズもオタクのニーズも両方満たしてしまった正に猿からもオタクからも垂涎の的であるオタサーの姫ならぬ猿サーの姫、ならぬ猿サーの姉は、実際弟の立場からだとどう見えるかを書いていこうと思う

 

 

・「弟くん大好き」という

絶対言わない。こんなのオタクの妄想である。キモい。こんなこと言われたら即座に距離置く。だってキモいし。まあ流石に言われたことないが

 

ただ時々、「〇〇(僕の名前) かっこいい!結婚して!」などと言われることがある。これだけならいくら弟の僕と言えどもドキッとなる。なるのだがその後50000%の確率で「そして〇〇(姉の名前)を養ってくれ」と言われる。丁重にお断りするようにしている。死ね

 

 

・一緒に寝ようと誘う

オタクの妄想

 

・あーん

オタクの妄想

 

・間接

数限りなくある。恐らく10^1000000ぐらいある。だがもはやこれだけの数をこなしてしまうともうドキがムネムネしなくなる。起こる感情は「俺のコップ勝手に使うな」「俺の皿に勝手に食いかけのハンバーグ入れるな」という負の感情のみ。死ね

 

 

・パンチラ

無限にある。10^1000000000回は優に姉のパンツの色や形を把握し10^1回は姉の胸を拝見しただろう

 

もちろん感情はない。僕の心は熟練した武道家のように、どれだけガッキーに誘われようと動じることのない星野源のように、平静そのものである

 

というか姉はパンツ一丁で僕の周りをウロウロしているので、今更何も感じることなどないのだ。何というかさすが我が姉。というかゴミ箱にゴミ捨てれないから。というか目障りだから。死ね

 

・突如脱衣所に押しかける

レアケース。と言っても何のことはない、ドライヤーで髪を乾かしに来ただけである。そしてその場合高確率で全裸の僕と鉢合わせする。好きな人に自分の裸を見てほしいと感じる猿は喜ぶかもしれない、しかし僕からしたら全裸の自分の姿を見られることより(マナーとして)自分の股間を隠さなければいけないことのほうを気にする。いちいち隠すの面倒なんだよ死ね

 

・布団に入ってくる

もう10^10000000000000000000000000000000000000000000000000000回体験した。いtttttttttttttttttttttttttttttttっちばん腹立つ。僕にとって布団とは癒しの場、神聖な場所なのだ。この時は怒る。割と本気で。だがはぐらかされる。ざけんな死ね

 

そして高確率で寝ている。まじざけんな。もうここまでくると憎しみ以外の感情がない。「お姉ちゃん日々の生活に疲れてるんだね、人間関係とかでストレスもたまったらそりゃ疲れて寝たくもなるよね、もう仕方ないなー☆」といった仏の御心など1ミリもおきない。聖地を汚した罪は死あるのみ。死ね

 

また、僕が寝ている時でも姉は布団にはしょっちゅう入ってくる。殺意がわく。俺はお布団ちゃんとジハードしてんだ、何水を差してんだ、俺の聖地巡礼を邪魔すんじゃねえこいつ蹴り飛ばしてやろうかとも思う。だが暴力はいけないので丁重にお引き取り願うことにしている。死ね

 

 

 

いかがだろうか

 

 

人間というのはどうしてもないものねだりをしたがる生き物である。自分が一億円持っていても、他人が二億円持っていればどうしても妬み羨んでしまう生き物である

 

そしてその人類共通の羨望が、高校生男子に特有の欲と結びついてしまうからこのような愚かな願望を抱いてしまうのだ

 

僕の姉は世間一般でいう姉とは違うことは重々承知している、そしてかなり理想に近い存在であることも。「姉」と検索バーに打つだけで「嫌い」という言葉が出てくるほどだ、普通は姉弟仲というのは悪いのが普通だろう、憧れる気持ちもわかる

 

しかしたかだかオタク文化40年の歴史では、人類10万年の歴史で培われた近親婚のリミッターを打ち破ることなどできないのだ

 

 

血のつながりがあるという現実を打ち破ることなど絶対にできないのだ、重ねて言うが僕は姉がパンツ一丁で周りを歩いていようが布団にもぐられていようが決して姉にドキドキすることなどないのである、ましてや近親婚など後後後後後後後後後後後後後後後後後後後世生まれ変わったとてありえないだろう

 

夢を否定するようで気がひけるがこれが真実なのだ、おそらく皆さんが抱いているであろう姉とのドキドキサプライズイベントなど決して起こりはしないし何か劣情を感じるわけでもないのだ、「あ~~あの子の弟になりて~~~そうすりゃ毎日あの子拝めるじゃ~~~ん」なんてのは血がつながってないから言えるわけで、そんな戯言を抜かすならさっさと告白しろと言いたい

 

 

 

ここにおいて、「姉萌え」は絶滅したのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はー妹ほしい